またまたご報告があります

え?良く見えません?そうですか。
こんな感じです。

この子はどこの子かというと、おジジ一族(同時期に捨てられた子)の残りの3頭のうちの2頭です。大福さんたちと同じ場所でお食事していたこの二人。

ちぃちゃんたち3匹を保護して下さったボランティアさまが「あと3匹お預かりできると思います」とおっしゃってくださって、ちぃちゃんたちは預かりさんの元へ、そして私の選んだ子を3匹引き受けてくださる事になりました。
本来であれば弱った子や保護が必要な子をお家に入れるのがいいのでしょうけれど、里親募集をかけるとなるとやはり少しでも若くて、人馴れがしている子をとなります。
という事で選んだのがおジジ一族の最後の3匹。
雨の中、日曜日に保護するため公園に。濡れながら待っていました。いつも通りのやり方で難なくキャリーに入れる事ができましたが大変だったのはその後です。キャリーの中で暴れるわ騒ぐわ。特にくろあめちゃんの方が暴れようがすごくて「でもま、家に入ったら落ち着くだろう」なんていつものように思ってた。
お家について、ボンボンしっぽのおぼんちゃんをキャリーの中で駆虫してケージへ入れ、トイレなどを用意して、次に黒飴ちゃんを同じようにと思ってキャリーを開けた瞬間キャリーから飛び出したくろあめちゃん。
怯えている子が見知らぬお家に身ひとつで飛び出したらどのようになるか猫を飼っている人なら想像できますよね。
1階から3階まで大声で叫びながら走り回り、私が来たらまた走り回り。もう大変な騒ぎでございました。猫のお部屋の扉が開けっぱなしだったから(うちはオールフリーなので)急いで閉めに行って。
絶好調に怯えている、身体のガッシリした大きな黒飴ちゃんをどうやって捕まえようか、また捕獲のアシストさんにお願いしなければならないか、なんでたも網を買っておかなかったのか(いつか用意しようと思っています)、頭の中がぐるぐるぐるぐる。
玄関に追い詰めて脱走防止扉を閉めたら2畳ほどの広さになるのでそこで捕まえようと思い、そのようにしたら案の定下駄箱の下に隠れてくれたので大きな毛布でくるんでケージへ入れました。
が~~~~~~
大騒動になったので黒飴ちゃんが怯えてしまってケージの中でもぜんぜんダメなんです。ごはんも食べない、おしっこもしない。凶暴性が全くないので触れる。ただ、ナデナデしようとするとおぼんちゃんが間に入り「私をなでなさい~」みたいな。
ごはんもおぼんちゃんが平らげてしまってくろあめちゃんが全く食べられないので・・・

月曜日の朝、ケージをもう1台組み立てて別々にしました。
そしたら少しずつくろあめちゃんのお顔が穏やかに。

ごはんも少し食べ、おしっこもしました。
でも、まだまだ公園にいた頃のくろあめちゃんではありません。ただ私がなでてあげるとゴロゴロいうし、甘えたい気持ちはあるのだと思います。あの、大失態さえなければここまで長引いていなかったのに。
もう本当に反省しています。。
くろあめちゃんごめん!!
ところでくろあめちゃんが入っているケージには新ちゃんが入っていたはずなのですが、どこへ行ったのかというと。

1階にある和室へ入ってもらいました。
和室に大きなケージを置けたら一番なんだけど、置けないんです。物がごちゃごちゃあって、ミシンやら大きな机やら。なので新ちゃんも子猫用のケージで我慢してもらっています。
この部屋にはごまさんも華ちゃんも入るので、新ちゃんは猫の匂いで精神不安定。ごはんを食べない。そしておしっこもしません。彼にとってはかなりストレスでしょう。でもあと数日の辛抱だから新ちゃんも頑張ってね!
ちなみに新ちゃんは他の子たちと同じお部屋(ケージを置いて別々にしたとしても)では落ち着かない子です。贅沢かもしれませんが新ちゃんには専用の一部屋が必要で、そんな事はどなたにもお願いできないから、私が責任を持って面倒を見るつもりです。ご安心くださいませ(*^-^*)
里親募集に関しては全く急いでいないし慌てていない自分に、逆に危機感を持ってしまうと言うか、そんな事では幸せのチャンスを逃すかもしれないと思って、もう少し焦っても(良い意味で?)いいのではないかと思ってます。

ホントに可愛。新ちゃんの顔を見るだけでほっこりします。
あと1匹はどの子を保護するの?という声が聞えてきそうですが・・・

めめちゃん。おジ子達と一緒にいた子です。
1月に入ってから、ちぃちゃん、大福、おジ子、アメちゃん、キジ助。そしてくろあめ、おぼん。どんどん誘拐しているのでめめちゃんには完全に不審者扱いされているわたし。
捕まえられるかどうかわかりませんがお届けまで日があるので頑張ります。
今回、本当にありがたいお申し出を頂きまして嬉しい限りなのですが、この子たちにとってもお家に入れる事は何よりの幸せに違いないのですが、ボランティアさまに多大なご負担をかけてしまう事がとても気がかりです。
どうかどうか。みんな里親様が決まって無事に卒業してくれる事を祈るのみです。この子達を想い、環境やあらゆる面から不憫に思い、手を差し伸べてくださったボランティア様には感謝しかありません。本当にありがとうございます。
しかし。。。
くろあめちゃんがずぶ濡れの泥まみれで家中を走り回ってくださったので家中の掃除ができて床だけは階段も含めていつもよりピカピカになりました。

